何か物を見る時に、その物を成り立たせている、造形の原理を探ることが習慣となっています。

例えば森を散策する時、木々の連なりの織りなすリズム、木の茂みの作り出す量感、草むらに落ちる木の影の形—、森は造形の原理で満たされた、自然の美術館です。

このシリーズは、造形の原点である「線」から出発し、制作を試みたシリーズです。